この検査結果、信じて大丈夫? ~検査にまつわるキーワードを解説~ 第2弾

2025年11月6日 ライブラリー

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目次

2025年9月2日、急性期ケア専門士向けのオンラインセミナー「この検査結果、信じて大丈夫? ~検査にまつわるキーワードを解説~ 第2弾」を開催しました。

講師

薬師寺慈恵病院 院長 救急医

薬師寺 泰匡 先生

 

前回に引き続き、「検査」に関する講義が大好評だった薬師寺先生に、第2回目のご講義をいただきました。
今回は、臨床でよく遭遇する検査を改めて深掘りしていただきました。
救急医ならではの視点で、わかりやすく丁寧に解説してくださいました。

講義の流れ

基本的な検査の流れと詳細

白血球とCRP

血小板と凝固

輸血のための検査

血液検査の実際の評価

講義のキーポイント

白血球やCRPは「上がった=感染」とは限らない

血液ガスは、pHや酸素化を見だけの検査ではない

血小板や凝固検査は出血・血栓リスクの見極めだけではない

これらの視点について詳しくお話しいただきました。

薬師寺先生からの本日のキーワードは、

「検査結果を患者さんの全身状態とリンクさせよう」

でした!

検査結果をただ暗記するのではなく、目の前の患者さんの全身状態と関連づけて解釈することが非常に重要だと感じました。

 

まとめ

今回の講義を通じて、臨床でよく遭遇する検査結果を医師がどのように見て、何を考えているのかを知ることができました。

コメディカルとしても、オーダーされた検査の結果を正しく、深く理解し、より良いケアにつなげていくことの大切さを改めて学びました。

 

おわりに

受講後のアンケートでは、

・輸血検査は曖昧な理解だったのですが、大変わかりやすく勉強になりました。

・内容が濃いのに、理解しやすい例えがあり、本当にわかりやすかったです。

・先生の講義はわかりやすくて聞いてて楽しいです。楽しいので時間が過ぎるのが早く感じます。

 

といった感想をいただきました。

 

日本急性期ケア協会では、講義形式はもちろんのこと、参加した人が自分の思いや悩みを話すことで明日へのヒントを得られるようなイベントを開催しています。

 

今後もさまざまな角度や方法から学びの体験を作っていきたいと思います。

急性期ケア専門士の皆様のご参加お待ちしております。

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