「薬の使い方」に自信が持てるようになった――参加者の学びと気づき
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~2026年4月20日まで
2026年5月8日~5月24日
2026年1月29日(木) PROto「もう迷わない薬剤ケア ― 不安を自信に変える実践知識」第1部を開催しました。
講師紹介 医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院 薬剤部 主任 / 学校法人徳洲会 湘南鎌倉医療大学 看護学部 非常勤講師(薬理学) 藤村 一軌先生
本セミナーは、急性期ケア専門士を対象に、日々の臨床で「なんとなく不安」を感じやすい薬剤ケアをテーマとして開催されました。
「わかっているつもり」だった薬剤ケアへの気づき
参加者からは、「これまで効能や用量ばかりに目が向いていたが、薬が体内でどう動くのかを考えていなかった」という声が多く寄せられました。吸収・分布・代謝・排泄といった薬の一連の流れを“イメージすること”が、安全で根拠あるケアにつながるという気づきが、参加者に共通していた点が印象的でした。
印象に残った学びのキーワード
参加者の自由記述では、「薬の動きをイメージする」「半減期の考え方」「定常状態」「徐放性製剤・腸溶性製剤の取り扱い」「簡易懸濁法」などのキーワードが多く挙がりました。特に、粉砕によって薬効が大きく変化する具体例に驚いたという声もあり、日常業務を振り返るきっかけになった様子がうかがえます。

明日からの現場につながる“視点の変化”
「処方された薬をそのまま投与する」のではなく、「患者の状態に対して、この薬はどう効くのか」「効きすぎないか、弱くならないか」と考える視点を得られたことが、大きな学びとして挙げられていました。また、これまで慣習的に行っていた投与方法についても、「本当に適切だったのかを見直したい」という前向きな気づきが多く見られました。
不安を自信に変えて、ステップアップへ
セミナー後には、「学ぶべき方向性が整理できた」「次の学習につなげたい」という前向きな声が溢れていました。
薬剤の知識は患者さんの命を守るための強力な武器になります。「指示通りに動く」看護から、一歩進んで「根拠を持って判断する」看護へ。
今回のセミナーでの気づきを、ぜひ日々の臨床、そして「急性期ケア専門士」としての学習に繋げていただければ幸いです。
共に学び、自信を持ってベッドサイドに立てる専門士を目指しましょう!
急性期ケア専門士は急性期ケア・急変対応におけるスペシャリストです。
状態変化の兆候をいち早く察知し、アセスメントから初期対応、医師への報告など急性期におけるケアの実践を行えることを目指す資格です。
また、病院だけでなく地域医療に携わる医療スタッフの方にも、在宅時から基幹病院へ【命のバトンをなめらかに】つなぐために実践できるノウハウを習得できます。
もしもの時の対処に自信がない方や、急変対応をもっと深く学びたい方は、ぜひ受験をご検討ください。


