【第1回】「急性期だから必要」ではない。あらゆる場面で求められる急性期ケア専門士のスキル
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皆さんこんにちは、急性期ケア協会事務局です。
先日、現場で活躍されている急性期ケア専門士の方にインタビューを実施いたしました。
なぜ資格を取得しようと思ったのか、資格を取得して良かったことなどについて伺って参りましたので、皆さまにお伝えしていきたいと思います。
ヒアリングにご協力いただいたお二人
今回は、人吉医療センターで働かれており普段から急性期との関わりが深い、
看護師の宮原さま、Oさまのお二方にお話を伺いました。

独立行政法人 地域医療機能推進機構 人吉医療センター
ER 看護師
Oさま
〈好きな処置〉ACS疑いの患者さまを、チームダイナミクスで生命維持に貢献できたと実感する瞬間が印象的です。

独立行政法人 地域医療機能推進機構 人吉医療センター
消化器外科 看護師
宮原 直也さま
〈好きな処置〉ルート確保が困難な症例で対応を依頼され、成功した時に達成感を感じます。
ご経歴、急性期ケア専門士を知ったのはなぜ?
—今日はよろしくお願いします。はじめにお二人のご経歴について教えてください
Oさま:
私は看護師としての経験年数は14年となります。
現在は人吉医療センターで救急外来のほうに勤務しています。
ですので、救急処理、救急車からの患者さんの対応、初期対応の担当をしている状況です。
宮原さま:
私は一般職から看護師に転職いたしまして、看護師歴9年となります。
消化器外科・消化器内科病棟に勤務しており、術前術後管理や化学療法対応が主な担当です。
月2回程度ですが、救急外来業務にも従事しています。
—急性期ケア専門士をどこで知りましたか、また、なぜ受験することを決めましたか?
Oさま:
私は救急外来に勤めるにあたって、知識不足を実感していました。
知識を深めるために何かいい資格がないかなと思ってインターネットで調べていたら、こちらの資格を見つけました。
これだったら、ちょうど自分の配属先の学びになるかなと考え、受験を決意いたしました。
宮原さま:
私の場合は同僚が教本(急性期ケア専門士公式テキスト)を持っていて、ちょっと見せてもらったときに、「こういう資格があるんだ」と知ったことがきっかけですね。
病院では毎年、年間目標を立てるのですが、その一環として取ってみようかなと思い受験しました。
急性期ケア専門士だけのメリット
—急性期ケア専門士にしかないと思うメリットはありますか?
宮原さま:
テキストが全部わかりやすく書いてあるなと思いました。
救急外来業務を担当するにあたって、大事な内容が網羅されています。
Oさま:
救急外来では、冷静に動くことがやはり難しく、さらに責任の重さが求められます。
常に先を予測して行動できる力を養うための知識が必要ですが、それが身につけられると思いました。

資格学習について
—資格の学習はどのようにされましたか
宮原さま:
毎日テキストを読んでインプットし、書いてアウトプットして覚えるという勉強をしていました。
学習時間は、1日2、3時間となると続けられないので、30分~1時間程度とっていましたね。
パソコンで受験する試験形式は初めてだったので、操作があっているのか、そこは不安でした。
Oさま:
日々の業務を学習の場として捉え、テキストで学んだ病態知識を患者さんの症例と照らし合わせて、実学として身につけるように理解を深めていきました。テキストは、覚えるまでくりかえし読みました。
急性期ケア専門士の確かな知識が行動につながる
—急性期ケア専門士の資格を取ってよかったと思うことは何ですか
宮原さま:
症例をより深く考察するようになりましたね。
キャリアに関して大きな変化があったわけではありませんが、臨床判断力の向上に役立っていると感じています。
後輩指導のときも、テキストの内容を活用しています。
Oさま:
以前は臨床での対応を経験則に頼っていた部分もあったのですが、勉強をすることで病態の背景を紐解く力がつきました。
自分の判断に確かな根拠を持てるようになり、多忙な現場でも焦らず対応できる場面が増え、患者さんとちょっと向き合えるようにできているのかなと感じています。

資格取得を目指す方に向けて
—最後にこれから急性期ケア専門士を目指す方へ、メッセージをお願いします!
Oさま:
一瞬の判断をするのに(必要なのは)、やっぱり確かな知識だと思うのでより質の高い救急医療を目指してともに学んでいきましょう!
宮原さま:
私は急性期病院だから取らなければいけないという資格ではないと思っていて、慢性期でもやっぱり急変は起こりますし、日常生活においても遭遇する場面が必ずあると思うんですよね。
必ず自分のスキルアップに繋がると思います!
皆さんを応援しております、頑張ってください。
—お二人ともありがとうございました。
ヒアリングを終えて
急性期ケア専門士を目指す際に学んだ内容がケア実践の知識の根拠となり、
現場にも役立っているということをお二人からお伺いし、協会として嬉しい限りでございました。
急性期ケア専門士で身につく知識は、急性期だから必要なものではなく、
慢性期でも、日常生活のなかでも求められるものでしょう。
急性期ケアの実践に自信が持てる人材がもっと増えていき、命のバトンが繋がっていけばいいなと思います。
ヒアリングにご協力いただいた、宮原さま・Oさま、誠にありがとうございました。
急性期ケア専門士は急性期ケア・急変対応におけるスペシャリストです。
状態変化の兆候をいち早く察知し、アセスメントから初期対応、医師への報告など急性期におけるケアの実践を行えることを目指す資格です。
また、病院だけでなく地域医療に携わる医療スタッフの方にも、在宅時から基幹病院へ【命のバトンをなめらかに】つなぐために実践できるノウハウを習得できます。
もしもの時の対処に自信がない方や、急変対応をもっと深く学びたい方は、ぜひ受験をご検討ください。


