鼻カニューレとは|特徴、適応、使用上のメリット・デメリットについて解説
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鼻カニューレとは、経鼻的に酸素投与を行う際に使用される酸素療法器具のことです。臨床場面でも頻繁に対応する酸素療法の一つですが、適応や注意点を正しく把握できている方は少ないのではないでしょうか。本記事では、鼻カニューレの特徴、適応、メリット・デメリットについてわかりやすく解説します。
鼻カニューレとは?
鼻カニューレとは、経鼻的に酸素を投与する際に使用される「カニューレ」と呼ばれる酸素療法器具のことで、一般的に6L/分以下で用いる低流量システムです。酸素吸入中でも食事や会話がしやすく、日常生活への制限が少ないことが大きな特徴です。なお、「鼻カヌレ」「鼻カニューラ」と呼ばれることもあります。

鼻カニューレの適応は?
鼻カニューレは両側鼻腔から酸素投与を行うため、鼻呼吸ができる患者が適応となります。
以下の表は鼻カニューレの酸素流量に対する吸入酸素濃度です。
| 酸素流量(L/分) | 吸入酸素濃度(%) |
| 1 | 24 |
| 2 | 28 |
| 3 | 32 |
| 4 | 36 |
| 5 | 40 |
| 6 | 44 |
鼻カニューレは6L/分以下で使用する必要があり、吸入酸素濃度は最大で44%のため、軽度~中等度の低酸素血症の患者に適応と言えます。
鼻カニューレのメリットは?
鼻カニューレを使用するメリットには以下の点があります。
・酸素を吸入しながら会話や飲食ができる
・装着時の閉塞感・圧迫感などの違和感が少ないため、外そうとする患者さんが少ない
・低濃度の酸素投与に適している
鼻カニューレのデメリットは?
鼻カニューレを使用するデメリットには以下の点があります。
・口呼吸している患者さんには適さない
・6L/分以上で使用すると鼻粘膜を刺激し、頭痛が起こったり、鼻粘膜が乾燥したりするため使用できない
・チューブが固いと耳介部に皮膚トラブルが起こりやすい
まとめ
いかがだったでしょうか。鼻カニューレは軽症の方に使えて、日常生活への制限も少ないことから頻繁に対応しますが、正しい使い方や注意点を理解しておく必要があります。ぜひ明日からの看護ケアに活かしていきましょう。
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