【セミナー番組紹介】PROtoとは
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PROto──急性期ケアのプロが伝える“判断の原型”とは
命の現場で、あなたは何を見て、どう動くか。
「PROto」は、救急医療の“プロの頭の中”にある思考の型を、すべての医療者に届ける取り組みです。
セミナー:「Time is Brain ~脳卒中の前兆を見極め、治療につなぐ~」より
「PROto」とは──急性期ケアの“原型”を共有する取り組み
「PROto」は、“PRO(プロフェッショナル)から生まれた、PROTO(原型・モデル)”を意味します。
これは、現場経験で蓄積された「気づき」や「判断の軸」といった“型にはならない知恵”を、より多くの医療者へと伝える取り組みです。そしてその方法として、「PROto」はセミナー番組というかたちで、学びの時間を提供しています。
急変は、救急現場だけで起こるものではありません。
一般病棟、在宅、施設、リハビリ病棟──どこであっても、急変は突然やってきます。
その瞬間に迷わないための“判断の原型”を、PROtoはセミナー番組というかたちでお届けします。
急変対応に自信を深めたいあなたへ──PROtoが伝えたい“視点”
「いざ」というときにどう動くべきか、もし自分が第一発見者だったら!?
急な変化に即座に対応しなければならない場面は、どの現場にも存在し、判断に迷う瞬間も少なくありません。
PROtoは、そうした不安を支えるため、救急の現場で培った「感覚」の部分を抽出し、わかりやすくかたちにしています。
すべての判断や処置の手順を一度に身につけなくても、“どこを見て、何を考えるか”というポイントを知っていれば、現場での対応がぐっとラクになります。
セミナー:「現場に活かせる山岳医療~事例から学ぶ発想転換!~」より
なぜ「PROto」が必要なのか?
急性期は“いつでも・どこでも・誰にでも”起こりうる
災害・感染症が、より身近になっている
自分のペースで身につけられる実践的な学びの形が求められている
このような背景から、PROtoは単なる知識提供ではなく、“命のバトン”をなめらかにつなぐために、現場での判断に自信を持てるための支えとなることを目指しています。
「PROto」の学びが生む未来
この取り組みは、救急だけに留まるものではありません。
一般病棟、リハビリ、在宅、施設ケア……あらゆる現場で働く医療者の力になります。
そして、すべて患者の命の架け橋になれるよう、PROtoはセミナー番組として、日々進化を続けています。
急性期ケア専門士は急性期ケア・急変対応におけるスペシャリストです。
状態変化の兆候をいち早く察知し、アセスメントから初期対応、医師への報告など急性期におけるケアの実践を行えることを目指す資格です。
また、病院だけでなく地域医療に携わる医療スタッフの方にも、在宅時から基幹病院へ【命のバトンをなめらかに】つなぐために実践できるノウハウを習得できます。
もしもの時の対処に自信がない方や、急変対応をもっと深く学びたい方は、ぜひ受験をご検討ください。